岩田 聡

Wiiの売上は健全ではない:岩田氏

昨日、日本でのWiiの売上が上昇しているという予想にもかかわらず、岩田聡氏は、総合売上は未だ満足するには程遠いと語る。

9月の価格引き下げにより、週間売上は10万台と急激な伸びをみせたが、その後5万台にまで落ち込み、岩田氏を心配させている。

「おそらくご存知のように、Wiiの現在の状況は健全とはいいがたい。値下げは、世界その他の地域に比べ、ここ日本ではあまり影響を示さなかった。」と氏はCVGに明かしている。

「任天堂の力のために、休暇中にWiiの時代を回復させることが早急に必要なミッションだ。」

Wiiはこの時代のリーダーだが、ここ半年ほど、売上が徐々に落ち込んできている。

任天堂、新型周辺機器「Wii Vitality Sensor」を発表

任天堂のE3ブリーフィングで、同社社長岩田 聡氏はヨーロッパ、アメリカ、日本で2億9500万人の人々がゲームをプレイしているとし、その他1億5000万人が“多分”プレイしているといったカテゴリに属していると発表した。

任天堂は、ゲームプレイしたことがない人々へのアピールも大きいと信じており、新作は新たな階層の人々にもアピールできることを望んでいる。

スタンダードなゲームスキルを要さないゲームはマイナス面もあると岩田氏は述べ、任天堂は根っからのゲームファンをいらだたせているのではないかとの懸念もある。経験豊かなゲーマーと初心者のバランスが重要だ。

岩田氏は、『マリオカート』や新『スーパーマリオブラザーズ』が良いバランスの例だと信じている。Wiiの究極の目的は、全ての人に興味をもってもらうことだという。社会的に“ゲーマー”の定義を向上させることが最大の鍵のようだ。

『脳を鍛える大人のDSトレーニング』や『Wii Fit』のようなゲームが、任天堂を成功に導いてきた。次のゲームに対する新たな試みは、新型周辺機器「Wii Vitality Sensor」だ—これは、指先のセンサーで脈を計る機器である。

この機器により、ゲームに新たな目に見えない要素が加わった—ユーザーの心拍数など体内の情報をWiiに送信し、ストレス軽減やリラックス効果を得るのことが出来る。「これからはゲームが緊張をほぐし、安眠をうながすものになるかもしれない」と岩田氏は結んだ。

E3、『Wii Fit Plus』『ゼルダの伝説』『マリオ』が有望

Macquarie Researchは、任天堂が『Wii Fit Plus』をE3で発表することをほのめかし、単独版とバランスボートとのバンドル版の2種類のリリースになるという。

さらに注目を集めているのは、今まで放置気味だったハードコアなファンに対し、『ゼルダの伝説』や『マリオ』の新作を発表し、アピールするのではないかと予想されている。

これは推測にすぎないが、今年E3でのこの新作の可能性は、多いにあるだろう。

任天堂のE3でのプレス会見は火曜日朝開催され、例年通り岩田 聡氏とCammie Dunaway氏を控え、任天堂アメリカ社長Reggie Fils-Aime氏がリードする。

任天堂がWiiの価格引き下げを検討

wii今年早くに行われた任天堂の株主総会の翻訳が、ネット上で話題を呼んでおり、それによると、任天堂が世界的にWiiとDSの値下げを検討しているという。

「私は小売価格の引き下げがまったくないとは言っていない。しかしながら、一つの国での値下げは明らかに他の国にも影響する。例えば、現在の国内の状況から、日本での値下げをすべきだとし、値下げされたとすると、海外の人々は同様の値下げを期待するだろう。」と任天堂社長、岩田 聡氏は述べる。

「値下げが本格的に必要になっていると言われる一方、現時点での様々な分析により、影響は長く続かないということははっきりさせておかなければならない。したがって、もし我々が本当に価格引き下げを実行するなら、それはまさしくビジネスを最大化できるときであるべきだ。」

しかし、岩田氏は具体的なプランは何も決まっていないと付け加えている。Wiiの売上低下の議題では、任天堂が大規模なゲームのリリースを2009年暮れまで引き延ばしているのが原因だろうと述べている。